幸せに生きるための お金のリテラシー

1000万円貯めるためのお金の知識と教養

現状を知る

まずは現状把握 
最近、いろいろな貯蓄術や節約の方法などが紹介されています。しかし、やみくもに節約に走ったり、コストパフォーマンスの追及に走りすぎると、ダイエットと同じくリバウンドが起こります。お金の場合は浪費というリバウンドが起きます。無理な目標は立てず、現状把握から始めましょう。
 
 
 
現状を把握するには1ヶ月だけ家計簿を付ける
現状を把握するには、最低1ヶ月の収入支出を知るために家計簿を付けます。ええっ、そんなことするのぉ と思うかもしれませんが、現在の支出内容を把握するために必要です。
ポイントは支出の全体像が把握できればよく、何が必要で何が必要でないのか、どこに節約のポイントがあるのか把握するためです。なるべく正確な方がよいですが、できる範囲で家計簿をつけてみましょう。
 
 
 
「最低1ヶ月の収入支出」がわかると?
「最低1ヶ月の収入支出」がわかると、支出をいくつかの分類に分けることができます。
 
1.毎月必ず必要な費用(家賃や住宅ローン、光熱費、電気、ガス、水道、通信費、食費など)
 
2.今月だけたまたま必要だったもの(交際費、医療費など)
 
3.何度か考え欲しかったもの(趣味にかかったお金、雑誌、習いもの、旅費など)
 
4.買って後悔したもの
 
 
 

お金のリテラシーはじめに 2

「自分を磨く」には

「自分を磨く」には、まず「目標」を持つことです。「目標」には大きく分けて2つのルールがあります。
・お金の額のみを目標にしない
・自身が身近で強く望むことを目標にする

 

この他にも習慣として、
・読書をすること 
・いろいろな人と会ってみる セミナーなどに参加するなど
・独自の専門性を磨くこと
など
自分を磨くことを習慣とする必要があります。

 
 

お金の額のみを目標にしない

ここのタイトルも「幸せに生きるための お金のリテラシー(1000万円貯めるためのお金の知識と教養)」と金額を具体的に謳っていますが、1000万円運用できる位の「器」になるには?と考えてください。あくまで目安です。

また、金額のみを目的とすると、「長続きしない」、「周囲を殺伐とさせてしまう」という問題があるのでオススメしません。それでも「そんなことない」という方は、すでに「器」が出来ている方です。

 
 
 

自身が身近で強く望むことを目標にする

強く望むことを目標にするのは、長続きさせること、諦めずにつづけられることが理由です。今までと違うことをすれば多少の無理がでます。それでも続けられることが大切です。

一度諦めてしまっても強く望む目標はしばらく時間をおいた上で再びチャレンジしてみようとなる可能性が高いのです。好きでもないことを儲かるからという理由で始めると上手くいかないとすぐにあきらめる原因となってしまいます。

 
 

実は始めから存在する最終目標

「自分を磨く」ための「目標」はあくまでプロセスです。最終目標は「お金に縛られずに生きる」これが最終目標です。これは、それぞれの人の考え方によってさまざまですが、幸せに生きることとお金の関係を考えると、最終目的はこの「お金に縛られずに生きる」または「お金から解放される」ことがここでの目標ではないかと著者は考えます。

お金のリテラシーはじめに 1

はじめに

お金があっても幸せでなければ仕方がありません。他人が信用できなくなるなど、不幸な金持ちも大勢います。幸な金持ちになるヒントをまとめます。

 
 

1000万円貯める 

「1000万円貯める」というと貯蓄の習慣の無い人には高いハードルのように見えます。始めにもっと低い目標から始める方法もありますが、「マイホームを買う」、「起業する」など大きな目標がある人はこれ位の高さのハードルがあった方が理想の実現に向けて現実味を帯びてきます。

 
 
 

お金を貯めるには自分を磨く

お金を貯める(資産を作る)ために大切なこと、それは、「自分を磨く」ことです。これは資産を作るためには最も大切です。

 
 

なぜ、「自分を磨く」のか?

例えば、宝くじで高額当選した人が、その後どうなったか?その多くの人が数年後、元の経済状態に戻ったり、場合によっては以前より悪化している場合もあります。なぜ、そうなってしまったのか、それはその人がその金額を扱うだけの器では無かったからです。

 
 

落ち着く場所

資産状況には、不思議なことに人それぞれ「落ち着く場所」があります。一定額貯金ができるけど、それ以上なかなか貯められない。こういう経験、少しはあるのではないかと思います。ある一定額以上の資産を持つと、不注意な投資や必要性の低い高額商品を買ってしまう、もしくは他の理由でお金を使ってします。この「一定額の資産」の額が落ち着く場所なのです。この「落ち着く場所」=その人お金に関する「器」です。

 
 

お金に関する「器」を大きくする

お金に関する自分の「器」を大きくする=「自分を磨く」ということなのです。宝くじはギャンブルで当てた金、これは月々コツコツと貯めたお金、この2つは全く別物と思うかもしれません。しかし、お金に対して自分の「器」を大きくしなければ、「宝くじで当てたお金」でも「月々コツコツ貯めたお金」でも失いやすいのです。